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合宿中の浣腸 投稿者:さやか 投稿日:2025/06/04(Wed) 17:27 No.5083

私の名前はさやか。この春高校に入学した高校1年生。
勉強も部活も中学生のころよりも本格的になって、忙しい中でも充実した高校生活を送っていました。最初の期末テストも無事に終わり、夏休み中には部活を引退した3年生も参加してくれる部活の合宿が待っている。引退したのに合宿に参加してくれる先輩達は本当に素敵で尊敬できる人たちばかりです。

私が所属している卓球部では、夏休みに1週間の合宿があります。最初の6日間は練習漬け、7日目に試合をして、その後で打ち上げをするというのが慣例だそうです。
卓球は地味なスポーツだと思われがちですが、走り込みがあったり、何十分も動きながらボールを追いかけて打ち返したり、本気で取り組むと意外に激しいスポーツなんです。とはいえ、部活の仲間達はみんな仲良しで、スポーツも好きなので、一日中練習をした後は仲良くご飯を食べて、お風呂に入って、夜の自由時間は思い思いに過ごしていました。

合宿も5日目になると、慣れない環境なのか、体調を崩す人も出てきます。
「キャプテン、すみません、体育館の中ですけどちょっと熱っぽいので今日の午後練は休ませて下さい…」
「すみません、足をひねってしまいました。今日は様子を見ます…」
といった運動部にありがちな体調不良のほかに、女子高生ならではの「アノ」体調不良をうったえる生徒もいます。それが私です。

(う〜ん…お腹の調子がずっと良くないなぁ…これ、やっぱりアレだよね…めったにならないのに…)

「さやかちゃん。ご飯進んでいないけど、どうしたの?」
3年生のサキ先輩が声をかけてくれた。サキ先輩はとても優しくてかわいいのに、部活でも頑張っている先輩です。インターハイには出られませんでしたが、私が尊敬する先輩の一人です。
「いえ…大丈夫です。少し疲れたのか、食欲があまり出なくて…」
「そう。それならいいけれども、明日で練習が一区切りで、明後日は試合と打ち上げだから、楽しんで頑張ろうね!」
「はい!ありがとうございます!」

食堂でのやり取りではごまかせたけれども、お風呂の時間に自分のお腹を見ると、「アレ」であることは明らかだった。

(やっぱり…お腹ぽっこりしてる…明日、大丈夫かな…)

お風呂を上がり、大部屋で寝ようとしても、お腹のことが気になって中々寝付けない。それは、お腹の奥から湧き上がってくる不快感と圧迫感からだった。
夜中にトイレに起きてみても、「アレ」が解消される気配は全く無かった。

そうしていると夜が明けて6日目の練習が始まった。

Re: 合宿中の浣腸 - さやか   2025/06/04(Wed) 17:44 No.5084
6日目の午前中の練習を終えて昼食の時間がやってきた。
厳しい練習も今日の午後で終わりだと思うと、やりきった感じがある一方で、私のお腹は正直でした。むせかえるような感覚、お腹の奥にある不快感…ご飯を食べようとしても、お味噌汁を口に運ぶのが精一杯で、ご飯を食べることも、おかずを食べることもできませんでした。
そんな私の様子を見て、再びサキ先輩が声をかけてくれた。

「さやかちゃん。ご飯も食べられないくらい体調が悪いの?先生に話しづらければ、私でよければ話聞くよ?」
「すみません…このままだと午後の練習はちょっと辛いので、先生に休ませて下さいって言ってきます。」
「私もついていくから一緒に言いに行こう。」
「ごめんなさい…最後の合宿なのに私のせいで…」
「気にしないでよ。こういうのは誰にでもあることだし、私も少し疲れちゃったから休みたかったしね。」

さやかがサキ先輩と二人で先生のところに行き、6日目の午後練を休んでもよいと言われると、サキ先輩はさやかを部屋に呼んでくれた。
「さあ、これで今日の午後は休んでいいよ。で、どうしたの?昨日から具合悪そうだったけど?」
「すみません…あの、合宿に来てから一度もなくて…」
「ないって…まさか生理じゃないよね?」
「ち、違いますっ!そっちじゃなくて、あの、その、お、お通じがなくて…」
「何だ!びっくりしたぁ…深刻そうだったから、ごめんね、変なこと聞いちゃって…そっか、お通じね。初めての合宿で緊張しちゃったのかな。今、お腹の具合はどう?」
「昨日はご飯を食べられたんですけど、今日の朝にご飯を少し食べたくらいで、お腹が苦しくなってきて全然食欲がないです…明日、試合もあるのに…」
「そうだよね。ちなみに、普段のお通じはどうなの?」
「普段はあります。」
「そっか…今日で合宿6日目だよね。辛いでしょう?」
「はい…でも便秘のお薬は持ってきてないですし、トイレにも行ったんですけど中々出なくて、先輩、どうしたらいいですか?」
「さすがにみんなに話すのは恥ずかしいだろうから、私だけの秘密にしてあげる。さやかちゃんも誰にも言わないでね。」
「もちろんです。」
「それじゃあ、私が先生に話してきて、病院に一緒に行ってあげる。お通じのことじゃなくて、熱っぽくて食欲がないから病院に行きますって言ってくるね。」
「すみません…」

サキ先輩が先生のところから戻ってくると、私とサキ先輩は身支度を整えて病院に行く準備を始めた。財布と保険証を持って、合宿所の入口に集合したのは14時少し前だった。

「ここから病院までは少し歩くけれども大丈夫?タクシーを呼んだりすると大げさになっちゃうから、大丈夫なら歩こう?」
「そうですね…少しなら歩きます。すみません…付き添いまで頼んでしまって…」
「いいのよ。それじゃあ、無理せずゆっくり行こうか。」

歩くこと10数分、町の病院、という感じの病院に到着した。合宿先で病院に行く、という初めての経験に、さやかは少し緊張していた。
Re: 合宿中の浣腸 - 銀河 【管理者】   2025/06/06(Fri) 02:38 No.5086
毎度の事ながら上手な文章ですね。 読みながら情景が容易に頭の中に浮かんで来るんですよ。
設定や描写に無理が無い… 色々な体験を持つさやかさんならではでしょうか。(^o^)
我々の心に刺さります♪ 今後の展開に期待します。


★ 銀 河 ★
Re: 合宿中の浣腸 - かんちゃん   2025/06/08(Sun) 17:00 No.5088
高校生のさやかちゃんに、予期しない初体験が待ってるのかな?^^
続きを、ワクワクお待ちしてます。
Re: 合宿中の浣腸 - さやか   2025/06/09(Mon) 17:43 No.5089
サキ先輩に連れてこられた病院は、町の病院という感じで、どこにでもありそうな病院だった。さやかは、サキ先輩の後をついて行き、病院の受付に着くと何やら話を始めだした。何を話しているのかはよく聞き取れないけれども、これから先生に便秘の相談をするのだということが分かっているだけに、少し顔が火照るように赤くなっていった。

「この紙に、書けるところまで書いてって。あと、これ、体温計ね。」
「ありがとうございます。」

サキ先輩から手渡されたクリップファイルには問診票がはさまれていて、上から順に書き進める…名前は当然として、熱もない。その少し下「お腹」とあるところで手が止まる。他に痛みもなければ、大病を患ったこともないさやかが書くべき項目は「お腹」だけだった。
「お腹」の欄を見ると、「下痢」「食欲がない」「吐き気」と並んで、あの言葉が並んでいる。「便秘」…これにマルを付けなければならないのかという恥ずかしさと、病院に連れてきてくれたサキ先輩や、部活のみんなに迷惑をかけたくないという思いから、薄く、そっと「便秘」欄にマルを付けた。

少しして、サキ先輩が「私が持って行ってあげるね」と言い、私の問診票を受付に出してくれた後、私達は病院の2階にある内科の前で待つように言われた。
内科の前のベンチで待つこと20分くらい、診察室から名前が呼ばれた。

「サキさーん、さやかさーん、診察室にお入りくださーい。」

ここでさやかははっとした。
(え?サキ先輩も一緒に入るの?)

「サキ先輩も一緒に診察室に入るんですか…?私だけでも大丈夫ですけれど…」
「うん…私もちょっと具合が悪いから、ついでに見てもらおうと思って、それで一緒に呼ばれたのかな。」

そういえば、病院に着いてから、サキ先輩も何かを書いていたような様子だった。そして、サキ先輩は私を病院に連れて行ってくれるときに「さすがにみんなに話すのは恥ずかしいだろうから、私だけの秘密にしてあげる。さやかちゃんも誰にも言わないでね。」と「さやかちゃんも」と言っていた。

「…?え…?もしかして、サキ先輩も便秘なんですか…?」
「そう、だからさやかちゃんの様子を見て、もしかしたら?って思ったのよね。私も1年生の合宿のときに便秘しちゃって、ここじゃないけれど病院に行ったんだよね…」

あのサキ先輩が私と同じ悩みを抱えている、気恥ずかしい気持ちと、なんとも言えないうれしい気持ちがわき上がってきたさやかだが、気になるのは当然治療の内容だった。

「そのときは治りましたか?」
「ええ。すぐに治ったわ。」
「すぐですか?すぐっていうと、夕飯前には戻れますか?」

手元のスマートフォンを見ると、14時50分、夕飯の予定は18時からなので、まだ3時間ほどある。

「夕飯前には戻れるわよ。大丈夫よ。」
「そうなんですね、来てよかったです。それで、お薬をもらったんですか?」
「うん、お薬で治してもらったの…」

サキ先輩の声と表情が少し曇り気味になっていた。サキ先輩が言葉を続ける。
「あの、さやかちゃん、今まで便秘したことないみたいだけど、お尻から入れるお薬って知ってる?」
「お尻から…っていうと、座薬ですか?」
「ううん、便秘のときに使うのは座薬じゃなくて、かんちょう、っていうんだけど、使ったこと無いよね…?」
「無い…です…」
「かんちょうっていう、お尻から液を入れるとすぐにウンチがしたくなるお薬があって、1年生の合宿のときはそれで治してもらったの…」

お尻から液を入れる…便秘経験のないさやかにとって、経験したことも無ければ、想像したことも無いことに、さやかの表情も険しくなる…

「でも、この病院で同じことされるか分からないし、まずは先生に見てもらおうか。」

サキ先輩がそう言うと、さやかはサキ先輩に手を引かれながら診察室に入っていった。診察室に入ると、先生と同じくらの年齢のお医者さんが待っていた。

「サキさんと、さやかさんですね。こんにちは。今日は合宿で来ているみたいで、二人ともお腹の具合が良くないのね?」

お医者さんの優しそうな声に、二人が揃って「はい」と答えると、診察が始まった。
Re: 合宿中の浣腸 - かんちゃん   2025/06/11(Wed) 08:34 No.5090
まさかの、ダブル受診!
さやかちゃんと、先輩の運命は…^^
Re: 合宿中の浣腸 - さやか   2025/06/12(Thu) 17:37 No.5091
「まずはサキさんから診ましょうね。お通じがないみたいだけれども、いつからお通じがないのかな?」
「合宿に来る日の朝にしたのが最後です。」
「今日は土曜日だから、合宿の日数で言うと…5日間出ていないってことかな?」
「はい。」
「それじゃあ少しお腹の様子を見たいので、ベッドに横になって、シャツをまくってお腹を診せてね。」

お医者さんの指示に従ってサキ先輩がベッドの上で横になると、お医者さんはサキ先輩のお腹に聴診器を当て始めた。
(あれ、私も同じように診察されるんだよね…どんなことされるのか、ちゃんと見ておかないと…)

さやかの心配を余所に、お医者さんの診察は続けられる。お医者さんはサキ先輩のお腹を押したりしながら、色々と話をしている。
「うん、お腹の右側は張ってないし、痛みもなさそうね。」
「お腹の真ん中や左側は少し張ってる感じね。ちょっとごめんね…押すとどうかな。」
「ごほっ!押されると苦しいです…」
「はい。終わりよ。それじゃあシャツを戻して、次はさやかさんと交代ね。」

サキ先輩に手招きされたさやかが診察室のイスに座ると、サキ先輩の診察のときと同じようなやり取りが始まった。

「次はさやかさんね。さやかさんもお通じがないみたいだけれども、いつからお通じがないのかな?」
「合宿に来てからはありません…」
「合宿の前はいつお通じがあったか覚えてる?」
「いつだったかは覚えていませんけど、普段はほぼ毎日あるので土曜日か日曜日だったと思います。」
「そっかぁ…それじゃあ苦しいよね…」
「はい…」
「それじゃあ少しお腹の様子を見たいので、ベッドに横になって、シャツをまくってお腹を診せてね。」

さやかもサキ先輩と同じようにベッドでの診察が始まり、初めての便秘での診察に緊張が走る。
(痛くないといいんだけれども…)

「ちょっとごめんね…お腹、押すね。」
お医者さんの手がさやかのお腹の中にぐにゅっと入ってくるような感触に、息苦しさを覚える。
「く、苦しいです…」
「ごめんね…でもお腹の右側はそんなに張ってないね。こっちはどうかな?」
お医者さんの手がさやかの下腹部に触れた瞬間、さやかのお腹の張りがお医者さんの手に伝わり、その直後、重苦しい痛みがさやかに広がった。
「…!さっきよりも苦しいです…」
「うん、触っただけでも分かるわ。ありがとう。もういいわよ。」

さやかもシャツを戻して、サキ先輩の隣に座り、おしゃさんの話を聞く。

「間違いなく、二人とも便秘です。合宿で緊張したり、慣れない環境になると便秘になる方は結構いらっしゃるので、あまり気にしないでいいわよ。」

恥ずかしいながらも、ほっとする二人に、お医者さんは続ける。

「それで、お腹の苦しさや、出したい感じはどうかな?」

さやかはサキ先輩と顔を見合わせた後、サキ先輩が小さい声でお医者さんに話し出した。

「私は、今そこまで苦しくはないですけど、出したいです。」
Re: 合宿中の浣腸 - さやか   2025/06/15(Sun) 22:33 No.5092
「そう、苦しさはそうでもないけど、出しちゃいたいのね。さやかさんはどう?」

(え?サキ先輩、出したいってことは病院でウンチするってこと?私は…どうしよう…)

さやかは少し考えてサキ先輩よりも小さな声で話し出した。

「私は…お腹は苦しいけれども、今は出したいっていう感じではないです。」

「そう、二人とも分かったわ。まず、二人ともお腹の音はきちんと聞こえていて、お腹は動いているから大丈夫よ。二人とも、お通じが止まった便秘による不快感ね。」
「それで、まず二人には、お腹の調子を整える飲み薬を出します。3日間分だけ出しておくので、帰ってもお腹の具合が良くならないときは、帰ってからもう一度病院に行ってね。」
「あと、今の二人の治療をどうするかなんだけれども、サキさんは、ウンチ、出しちゃいたいのね。」

「はい…」
サキ先輩が顔を赤らめながら、恥ずかしそうに小声で答える。

「すぐにウンチを出すとすれば、うちで浣腸することもできるけれども、どうする?女子高生だし、恥ずかしいなら無理にはしていないんだけれども…」

お医者さんの口から浣腸という言葉が出てきて、サキ先輩は、考え込んでいる。
(やっぱり、浣腸じゃないと、すぐにウンチは出せないよね…)

「あの…このまま帰っても同じだと思うので、私は、病院で出してから帰ります。」
「分かったわ。じゃあうちで出してから帰りましょうか。佐々木さん、このあとGEお願いしますね。」
「はい。承知しました。」

「それじゃあ、サキさんは浣腸して、さやかさんはお薬で様子を見て下さい。お疲れ様でした、お大事にね。」
「ありがとうございました。」

サキ先輩とさやかの声が重なると、お医者さんは私達を診察室から待合室に案内して、二人の診察は終わった。二人は、待合室で待つように言われていたので待合室のベンチに並んで座っていると、サキ先輩が話しかけてきた。

「さやかちゃん、今しなくて大丈夫?私、今5日目で結構しんどいけれど、さやかちゃんは私よりも長いんでしょう?」
「はい…私、やっぱり、お尻からお薬を入れるなんて、恥ずかしいです。それに、サキ先輩の前で、ウンチなんて…」
「別に私の見ている前でするわけじゃないし、合宿の朝や夜なんて、みんなトイレに行ってるじゃない。大丈夫よ。」
「で、でも…」
「まぁいいわ。私も今日のことは誰にも言わないから、さやかちゃんも内緒にしててね。」

二人が話し込んでいると、さっきの診察室にいた看護師さんが診察室から出てきた。佐々木さんと呼ばれていた看護師さんは、少しお姉さんで、優しそうな人だった。
「お待たせ。それじゃあ今からお薬の準備をしてくるから、二人とも、2階の真ん中辺りにあるバリアフリートイレの前で待ってもらえるかな?10分くらいで行けると思うわ。」

「はい。」

二人が声を揃えて返事をして、佐々木さんに案内されてバリアフリートイレの前に行き、ベンチに座ると、佐々木さんはどこかに消えていった。サキ先輩への浣腸の準備が始まったのだ。
Re: 合宿中の浣腸 - さやか   2025/06/15(Sun) 22:58 No.5093
看護師の佐々木さんは、看護学校を出てからこの病院に看護師として勤めて15年目。内科と小児科での勤務経験があり、最近では処置件数は減ったものの、浣腸処置も何度もしてきた中堅の看護師だ。

(合宿で、5日と1週間の便秘かぁ〜それは苦しいでしょう…5日の子は飲み薬で何とかなるかもしれないけれども、1週間の子は苦しいだろうし、二人とも浣腸かしら…でも、最近は浣腸も嫌がる患者さんが多いし、先生も無理には処置しないはずだから、二人はどうするのかしら…)

先生の診察の結果、一人は浣腸処置、一人は飲み薬の処方でということになったことに、佐々木さんは了解しながらも、本当は浣腸処置の方がいいのにと思いながら、先生と顔を見合わせて「はい。承知しました。」と答えた。

二人の女子高生患者が診察室を出た後、二人の会話が始まった。
「先生、GEは一人ですね。」
「ええ。嫌がる患者さんに無理にする時代じゃないですし、それに、苦しくて恥ずかしい処置でしょう…合宿って言ってたから本当はGEで出してあげた方がいいけれども、今出したいって言われないと中々ねぇ…」
「そうですね。それで、GEの量ですけれども、どうしましょうか?」
「そうね…二人とも問診票を見る感じ便秘がちじゃないみたいだし、お腹も動いているから、少し刺激してあげれば大丈夫だと思うわ。あの子には60でお願いするわ。」
「はい。60なら処置室にありますので、すぐに準備します。」
「お願いしますね。」

先生との会話の後、二人をバリアフリートイレの前に案内して、処置室に向かう。処置室には様々な薬品が揃えられているが、浣腸は引き戸の棚に容量ごとに分かれて積まれていた。内科ということもあり、60ccの浣腸が上の段にあり、下の段には重症の患者に使用される150ccの浣腸が箱の中に数個残されていた。
佐々木さんは、箱の中から60ccの浣腸を取り出し、湯煎にかける。並行して、使い捨て用のディスポーザブル手袋と、潤滑剤のワセリンを用意し、湯煎が終わった浣腸と共に手に取った。

(さて…と、あとは浣腸ね。スッキリさせてあげるわ…)

人目に付かないように手で浣腸の管を隠しながら、バリアフリートイレに向かう。バリアフリートイレの前までくると、二人の女子高生がじっと座って待っており、これから行われる治療を不安そうに待っていた。

(えーっと、あの奥の子ね。)
「お待たせ。それじゃあ今から治療を始めるけれども、処置室とトイレ、どっちでする?」
「処置室ってどこですか?」
「処置室は、この辺りのトイレから、一つ離れた隣の部屋よ。お薬が入ってから少し歩くけれども、大丈夫そう?今まで、したことある?」

サキ先輩が恥ずかしそうに答えた。
「高校1年生のときに一度あります。」
「そっか、そのときはどうだった?大丈夫そう?」
「間に合ったんですけれども、かなり危なかったので、できればトイレでお願いしたいです。」
「分かったわ。それじゃあ、あなただけトイレの中に入ってね。私は、カギをかけて、清掃中の看板を出しておくから誰も入ってこないから大丈夫よ。」
「お願いします…」

サキ先輩が佐々木さんに案内されてバリアフリートイレに入ると、半開きのドアの奥から佐々木さんが清掃中の看板を持ってきて、ドアの前に置いた。そして、ドアが施錠されて表示錠の色が赤に変わると、それは間もなく浣腸処置が始まるという合図だった。

(サキ先輩…今からお薬入れられてウンチするんだ…っ…!)

さやかの不安に覆い重なるように、さやかのお腹の奥から刺すような痛みが襲いかかってきた。便秘特有の腹痛であり、さやかは痛みをこらえるように背中を丸め、体を動かさないようにした。

(サキ先輩、治るといいな…)
Re: 合宿中の浣腸 - さやか   2025/06/15(Sun) 23:24 No.5094
サキ先輩が佐々木さんに案内されてバリアフリートイレに入り、カギがかけられると、浣腸処置の最後の準備が始まった。

「それじゃあ、今から浣腸しますね。ここはトイレだから横になることができないので、立ったまま処置するけれども大丈夫?」
「はい。前もそうでしたので…」
(※あくまでも創作ということでご了承ください。実際には、立位での浣腸処置は危険であり推奨されていないことは承知しております。)

「それじゃあ、あのカゴの中に、ズボンとパンツを脱いで入れてもらえるかな?」
「はい。」

サキ先輩は、すぐにウンチを出してラクになりたいのか、佐々木さんの指示に素直に従い、ジャージのズボンを脱ぎ、ショーツに手をかける。左、右と足を交互に上げ下げしてショーツがかごの中に入れられると、サキ先輩の下半身が露わになった。

「ごめんなさいね。恥ずかしいでしょう。すぐにラクにしてあげるからね…」
「はい…」
「それじゃあ、便器の横の壁に手をついて、お尻を突き出すように前屈みになってもらえるかな?」
「こ、こうですか…?」

サキ先輩が上半身をよじらせながら、壁についた手を少しずつ床に近づける。何度か同じ動作が繰り返された後、サキ先輩の背中と床がほぼ平行になり、サキ先輩のお尻の穴が佐々木さんの前に突き出された。だが、サキ先輩のつぼみはまだ閉じたままで、浣腸を受け容れる準備は整っていなかった。

「それじゃあ、お薬入れる前に痛くないように、お尻にお薬塗りますね。」
(お薬…?)「ひや…っ!うぅ…」
「ごめんなさいね。もうお薬塗り終わったから大丈夫よ。それじゃあ、今からお薬入れるけれども、いいかな?」
「あの、一つだけ聞いてもいいですか…?」
「何?」
「前されたときは、我慢しないといけないって言われたんですけれども、どのくらい我慢すればいいですか?」
「浣腸はかなり効くから、無理に我慢しなくても大丈夫よ。できるだけ我慢した方がお薬の効果が出るけれど、お薬を入れ終わってから、最初に出したい、っていうのを我慢すれば、あとはいつ出しても大丈夫よ。」
「分かりました。」
「はい、それじゃあ今からお薬を入れるので、終わるまで、お口で息をしててね。」

(はぁ〜…すぅ〜…はぁ〜…すぅ〜…)

サキ先輩の口呼吸が始まると、サキ先輩の呼吸のリズムに合わせて、佐々木さんの手が少しずつサキ先輩に近づけられた。佐々木さんの右手には浣腸の管が、佐々木さんの左手には浣腸液が入ったボトルが握られており、その瞬間が少しずつ近づいていた。そして、サキ先輩が何度目かの息を吐いたそのとき、佐々木さんの右手の中指がサキ先輩のお尻の穴を少し広げて、親指と人差し指に挟まれていた浣腸の管が、すっとサキ先輩の中に吸い込まれていった。浣腸の管が挿入された違和感か、サキ先輩が少し体をピクッと動かした。

「大丈夫よ。お薬が入ったらすぐラクになるから…」
佐々木さんがそう言うと、佐々木さんは浣腸の管を少しずつ、ゆっくりとサキ先輩のお尻の中に推し進めていき、7センチほど進んだところで手を止めて、ボトルの部分を右手に持ち替えた。
「お薬入れますよ〜」
佐々木さんの声掛けと同時に、生暖かいグリセリン浣腸液がサキ先輩の腸内に広がっていった。夏の暑さのせいなのか、佐々木さんの準備が完璧だったからなのか、サキ先輩は浣腸液が注がれる違和感を感じることなく、20秒ほどでボトルの部分が折りたたまれると、すぐに浣腸処置が終わった。

「はい、それじゃあ今から管を抜くのでじっとしててね…」
佐々木さんが浣腸の管を抜き取り、サキ先輩のお尻にトイレットペーパーを押し当てると、サキ先輩の浣腸処置が終わった。
「よく頑張ったわね。すぐに一回出したくなるけれども、一回目だけ頑張って我慢してみてね。」
「はい…あの、もう終わったんですよね。」
「うん、あとは我慢してスッキリするだけよ。」
「前にされたときは、している最中からお腹が痛くて気持ち悪くなったんですけど…」
「うふふ、今回は違うから大丈夫よ。それじゃあ、私は今からトイレを出るけれども、清掃中の看板を出してあるから人は来ないわ。でも、できるなら自分でカギをかけてね。」
「はい。」

トイレの表示錠が赤から青に変わり、佐々木さんだけがトイレから出てくると、サキ先輩への浣腸処置が終わったことが、さやかにも分かった。

(サキ先輩…今からウンチするんだ…)
「あ、あの…先輩、大丈夫ですか…?」
「ええ、大丈夫よ。」
「ありがとうございます。」
「いいのよ。それよりも、あなたはお腹の具合どうなの?」
「診察室では少し苦しいって感じだったんですけど、さっきトイレの前に来てからお腹が痛むようになってきて、今はまた苦しいです。」
「そう、お腹の痛さはどんな感じなの?」
「何て言うか…お腹の奥からキュッと刺すような感じがして、痛くなったり、痛くなくなったりします…」
(やっぱり便秘特有の腹痛ね…)

さやかが佐々木さんと言葉を交わしている中、トイレの中ではサキ先輩の我慢の時間が始まっていた。
Re: 合宿中の浣腸 - かんちゃん   2025/06/19(Thu) 08:01 No.5096
どうする?さやかちゃん
先輩は、頑張ってるよ!
Re: 合宿中の浣腸 - 愛莉   2025/06/22(Sun) 16:00 No.5098
さやかさん、初めまして。
私は最近このサイトを知って時々閲覧しています。
特にさやかさんの投稿を過去ログより興味深く拝見させて頂いております。
体験談も小説もどちらも私のお気に入りです。
アダルト小説のような卑猥さが無いのに、なぜかエッチぽい気分にさせてくれます。
私もお話のように誰かに浣腸して貰えたらなぁと思う今日この頃。
さやかさん、これからも頑張って下さい。応援しています。
Re: 合宿中の浣腸 - さやか   2025/06/25(Wed) 17:23 No.5102
銀河様
お返事いただきありがとうございます。
公私ともに慌ただしく、以前と比べて投稿のペースが遅いのですが、まだ書きたい内容がありますので、気長にお付き合いいただければ幸いです。

かんちゃん様
お返事いただきありがとうございます。
先輩の頑張りと、創作の中の私の頑張り?はこの後、時間を見つけて投稿していきたいと考えております。気長にお付き合いいただければ幸いです。

愛莉様
お返事いただきありがとうございます。また、私の過去の投稿についてもご覧いただいたとのことで、ありがとうございます。拙い描写もございますが、ご笑覧いただければ幸いです。
私も、誰かに浣腸してもらうということは今ではほとんど無くなり、年に1、2回あるかどうか、という感じです。最近では、健康診断で検便が必要になったのですが、2回目の検便がどうしても取れずに、自分で浣腸したことくらいです…浣腸はケンエー40を使用したのですが、これが150だったら…と思いながら使用しました(さすがに検便が取れないので浣腸してください、とは言えませんので…)。
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